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2008年11月22日 (土)

「特撮ニュータイプ」'08.11月号、「東映ヒーローMAX」Vol.27('08年秋)

 特ニューは10月1日発売、ヒーローMAXは11月1日発売。
NEWTYPE THE LIVE 東映ヒーローMAX Vol.27

 先に秋からの特撮新番組の情報だけざっと目を通した。10月からは特になく、12月20日からウルトラギャラクシーの続編が始まることくらいだった。後はじっくり読もうと思っていたら時間がなくてほったらかしてしまった。
 両誌とも今後の話は少なめといったところか、今年前半のフォローアップや過去の作品についての記事が多かった感じだ。次号では新しいライダーと戦隊の情報が解禁になるので賑やかになることだろう。

 特ニューの俺的トピック。

(1)ゴーオンジャー、渡辺勝也監督と脚本の武上純希対談
 武上純希はミスター子供番組と称されるほどの大ベテランだが、俺の中では電脳警察サイバーコップで終わった人だ。その後も平成ウルトラや戦隊等で特撮の脚本を書いてはいるが、熱い魂が全く失われていて別人のようだと思っている。あの熱さはどこへ行ったのだと常々残念でたまらない。こういうインタビューがあるたびになにが変わってしまったのだろうと深読みしようとするのだが、どうにもわからないままだ。
 設定には昔からすごく凝る。それは今回のゴーオンジャーについての対談でも如実に表れていた。昔はそれに魂が伴っていたのだが、今はどこかへ置き忘れている。だからこの人の場合、この人が作った設定で他の脚本家が魂を吹き込むとすごく活きてくる。映画版ゴーオンジャーなんかは、會川昇がすごく良い仕事をしていた。ということで武上純希には、メインでは書かないメインライターになってほしいと思っている。

(2)映画・大決戦!超ウルトラ8兄弟、つるの剛士インタビュー
 つるの、本当に嬉しそうに語ってるな。というのが伝わってくるだけでこの映画の価値がわかる。

(3)POWER RANGER、日本人スタントマンチームのインタビュー
 同様のインタビューがヒーローMAXにも載っているのだが、1ヶ月先に出た特ニューの方がこれまで海外で展開してきた経緯が詳しくまとまっていて良かった。困難に対してものすごく柔軟に対応して乗り越えてきている。しかも皆、語り口が明るいんだ、素晴らしいチームだ。

(4)キューティーハニー THE LIVE DVD最終巻インタビュー
 特典用に新しく撮影されたスペシャルエピソードの話など。三人娘も早見も本編の撮影当時のことを本当によく覚えていて、愛されていた作品だったんだと思った。スペシャルエピソードはそれとは全くテンションの違う落ち着いた話になっているようだが、見たくてむずむずしてきてしまった。
 なにげなくユキ役・竹田真恋人のブログを見たら2ヶ月以上記事が書かれていない状態だった。忙しすぎて書けないのだと解釈しよう。

(5)ゴジラ映画のハイビジョン化記事
 ハイビジョンに対応したソフト化にすごく苦労した話。
 ゴジラに先んじて円谷プロがウルトラシリーズをDVD化しており、フィルムの傷や色褪せをソフト上で修正した実績がある。細かいチェックは結局一コマ一コマ人の目で確認するしかないらしいが、円谷と東宝だし技術提携すればある程度までは省力化できたのではないのかと思ってしまった。映画のフィルムは大画面に映し出すクオリティを持つため、テレビのフィルムと比べると情報量が格段に多くて同様にはいかなかった、という理解をすればよいのだろうか。

 ヒーローMAXの俺的トピック。
 MAXの方は、インタビューが充実。最近、俺の中でキバの武田航平に期待しすぎている感がある。まず武田航平絡みのインタビュー記事から目を通してしまうが、彼とて真面目なときも多々あるのだ。

(1)東映ヒーロー仮面俳優列伝、高岩成二(前編)
 今回から、スーツアクターの偉い人へのインタビューシリーズになったらしい。高岩成二は現役の中で最高峰の一人と言って良い。映画「さらば仮面ライダー電王」は氏の存在がなくては成り立たなかったとすら思っている。
 それほどの人物であるが、これまでの経歴を聞いていると石田監督、竹田監督等々に厳しく鍛えられてきた、切磋琢磨の努力の人であるのがよくわかった。今年40歳で今後は後進との関わりも増えてくる中、どういう道を進もうと考えているのかといったところで、後編が楽しみだ。

(2)魂の仮面ライダー爆談!! ミチ・ヤマト
 大野剣友会からアメリカへ渡って海外版の仮面ライダーを手がけたということなので、前出のPOWER RANGERチームと似ている。普通の人がなかなか踏み出せない一歩をどんどん行ってしまうし、苦難をあまり苦にしないで上手くゆけば「運が良かった」と言ってのけるあたりが読んでて恐れ入る。でかい。

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